喘息は何科を受診するか大人・子供それぞれ解説

喘息に関しては様々な情報がありますが、実はネットに転がっている情報は正解ではありません。そういうのも、大体の病院の何科か限らず治療は行っているのです。これは大人と子供でも一緒です。このサイトの目的は喘息の改善を目的としているので、本当に何科を受診すればいいかという判断基準をまとめてみます。また、最初に結論じみたことを書いていますが、周囲に喘息の方が居て、コントロールできている状態であるならば何科を受診しているのかということを聞いてみるのも1つの手です。

 

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大人の喘息は基本的に呼吸器科だけど、決まりはない

筆者が今まで通って喘息を治療して改善に至ったのは実は呼吸器科ではありません。大人ですが、実は子供クリニックに通っています。子供の頃からその医師が診てくれているというのもあってか、そこで治療を行っておりました。しかしながら、そういった病院などもないとおっしゃる方も多いです。そのような時は冒頭で述べたような喘息の方が居るならばその病院を受診するのが確実です。呼吸器科ではなくとも、喘息についてかなり詳しい医者も居ます。筆者の場合が事実そうでした。そういった方も居ないという場合はネットで病院の口コミなどを参考にしてみて、何科を受診するかは決めても問題ありません。選ぶ際のポイントとしてはあなたから見て病院に良い印象を受けるか受けないかが一番の治療の鍵になってきます。大人の場合喘息は長い付き合いになります。そういったことから、自分が本当に信頼できる病院を探すことで、医師との信頼関係も築きやすく喘息のコントロールも比較的早く行うことができると思います。仮に行ってダメであると、予約だけ中止して探しなおすという手もあります。手軽に行くのであれば大人の場合は内科という選択肢もあるので、このあたりは自分の気分で決めてみるくらいの気持ちで行ってみると意外と名医が居たりすることもあります。

 

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子供の喘息は呼吸器科ではなく、小児科へ

まずは、子供の状態を知っていて、いつも通っている小児科に相談するべきです。なぜかというと、これまでの色々な治療の経過を分かっており、体質も医者が分かっています。治療にはそういった情報が必要です。そういったことがスムーズになります。しかし、何科を受診すれば良いかと決まったところで必ずしも小児科で治療してくれるわけではありません。医者が現場の知識不足であったりもします。そのようなことから、他の病院へ紹介という形になると思います。そうした場合、実はこの医者は何も知らないのではないかと思ってしまいがちなのですが、知らないことを知らないと言える医者は実は知識があって、患者のことを優先に考えてくれている医者なのでそれはそれで信頼しましょう。筆者の家族には喘息持ちが他にいますが、知らないのに知っている治療を施されて、結局何も解決しなかったというケースがあります。特に子供はこのような判断基準を持ち合わせていないので、親御さんがしっかりとコントロールしてあげましょう。また、大人の場合同様に子供も周りのパパやママに聞ける状態であり、喘息を持っている子供が同じく居るならばその意見を参考にしてみましょう。評判の良いところはやっぱり評判が良い治療を施してくれます。

 

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子供の喘息の原因、予防や治療はどうすべき?

耳鼻科に向かうのも半分正解

ネット上で転がっている質問ですが、耳鼻科に向かうのはどうですかというような質問ケースがあります。マニュアル通りに考えればもちろん喘息で何科を受診すれば良いかと聞かれると無難に呼吸器科と答えますが、耳鼻科でもまれに喘息の治療を得意としているケースがあります。そういった場合にはかなり有効ですが、治療設備が整っていないことから大半の場合は紹介という形になると思います。また、病院のホームページがある場合はそこが治療を行っているかどうかという判断基準にもなりますので、耳鼻科に通う必要性がある方はそこも選ぶ際のポイントとして考えてみましょう。

呼吸器科が最も一般的な考え方

最後にマニュアル回答のようなことをしますが、無難を考えるのであれば呼吸器科です。いざとなれば、吸入したり点滴などの薬剤もしっかりと揃っております。しかしこれが、耳鼻科であれば設備が整っていない場合もあるため、呼吸器科に紹介されます。これは大人も子供もとくにかかりつけの病院がない場合は鉄則ですが、子供の場合はよく風邪を引いたりするため必然的に小児科という選択肢になるかと思われます。

 

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