子供の喘息の原因と、予防や治療について

子供が喘息と言われてびっくりしている親御さんも多いのではないかと思います。原因から始まり、予防や治療はどう行われるのかといったことを子供の頃から喘息を患っている筆者が今回説明してみたいと思います。また、一般的にアレルギーと呼ばれているのが子供の喘息の原因となっておりますが、実際蓋を開けてみるとちょっと違う部分もあるということが今回の子供の喘息でお分かりいただけると思います。

 

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子供の喘息の原因

子供の場合は基本的には9割以上の方がアレルゲン反応による喘息発作が出るとされています。ペットの毛であったりほこり、ダニ、花粉など様々です。残り1割の原因は何なのかというとストレスです。しかし、原因を分かったところで恐らく花粉やほこりを避けるべく掃除をしたりマスクをしたり子供にさせるかと思いますが、改善しない場合も多いです。もちろん、それで原因ごと取り除けて改善する場合も多いです。

 

それでは子供の喘息はどのように原因を取り除けばいいのかと疑問に思ってしまうと思います。それは、食の改善です。基本的に世の中にはアレルギーというものは存在しないのはご存知でしょうか。太古の昔、喘息というアレルギー反応と呼ばれるを示す子供は少なかったというか居ませんでした。しかし、現代になってからなぜか爆発的な子供の喘息の増加が起こっております。これらは、食事に含まれる添加物などに過剰反応してしまう子供も居ることから、それが原因となっていることもあります。その結果子供の喘息となっているので体の正常な反応の結果とも言えます。極論っぽくなってしまいましたが、なるべく子供の喘息の原因を取り除いてあげるにはレトルトや弁当などに頼らない生活をなるべくすることが大事です。

 

そうは言えど、忙しいこの世の中であり、完全に食べ物をクリーンな状態にしたとしても別問題が発生します。要するに、子供の喘息の原因を取り除きたいとなっているのであれば、なるべくオーガニックに近づけたクリーンな食事の知識を親御さんが詰め込むことも大切です。また、子供がストレスを抱えやすいことが原因ということもあります。これは子供の意思やトレーニングでどのようになるというわけでもなく、ストレスを感じている兆候があれば親御さんがケアしてあげることも必要です。

 

真面目な子供だったり、教育熱心な親御さんの子供だったり、長男の方が喘息を患うケースも少なくありません。季節の変わり目や気圧の変動によって喘息の原因となる子供も居るようです。喘息のタイミングなどをしっかりと把握することで、さらに個人でも原因追及をすることが可能です。花火などによって子供の喘息が誘発されてしまうこともあるため、夏場などは花火をしているときに喘息の発生があると、煙の向かない場所に退避させてあげるなどの措置が重要です。花火の中に含まれている化学物質そのものに反応してしまうこともあります。

 

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子供の喘息の予防はどうすべきか

一般的に言われているのは投薬治療です。喘息については予防薬と緊急時の吸入というものがあります。基本的には発作が発生した場合は吸入、発作の発生前に投薬という具合にします。子供の場合は軽症であることがほとんどで、予防程度で済むことが多く発作のコントロールが可能です。

 

大人になれば大半の確率で生命に危険を脅かすレベルにまで進行してしまうこともあります。事実筆者がそうでした。大人といえそうな高校の段階でもう少しでこの世の中には居なかったといわれるくらいの発作を体験しました。子供のうちに原因を抑えつつ、予防薬を使うことで完治することも多いので子供が予防薬のコントロールが出来ないのであれば親御さんが徹底して行ってあげましょう。

子供の喘息の治療はどのように行われていくか

基本的には先ほど述べたような予防薬を使った治療です。たまに自宅で吸入などを使うこともありますが、滅多なケースでは使いません。症状が他の子供に比べて重かったり、原因がハッキリと特定できているならば吸入ステロイドなどを使った治療を行うことがあります。ステロイドと聞くと少しびっくりされる方も居ると思いますが、全身性のものと吸入はそもそもの副作用の確率が違うので安心してください。

 

しかしながら全くの副作用が出ないというわけでもありません。稀なケースなので使う場合でも子供の様子を見ながら行っていくことが必要です。また、血液検査によってどのようなものに対してアレルギー反応を起しているのかということを見ることが出来ます。それが原因で子供の喘息が起こっているならば避けるようにしましょう。いくら病院の結果といっても、実際の子供の反応が違うケースもあるのであくまで参考程度というものです。筆者はペットなどの毛によって喘息の発作が誘発されると子供の頃病院で説明されていましたが、ペットを飼ってみても大丈夫ということもありました。

 

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