喘息では市販薬の風邪薬と併用しても大丈夫か？

喘息で風邪薬を使おうと思っている方、市販薬は併用して大丈夫か、悪化してしまうのではないかという疑問に今回は答えるべく、色々な解決策を紹介しております。一般的な見立てでは風邪の場合解決しづらいことも多いので、できれば病院に行くべきということをまずは結論として書いておきます。しかし、今の症状を何とか早めに抑えたいと思う方も少なくないはずなのでこれについてまずは説明していきます。重要なことを順番に書いていきますが、気に入らない項目があれば読み飛ばして頂いても問題ありません。

一番注意しておきたいのは喘息で風邪薬を使用する場合、悪化してしまうケースがあることです。病院で治療を行っている方でアスピリン喘息だと言われた場合や、熱や痛みを取る薬の使用は併用禁忌とされております。市販の風邪薬の中には、アセトアミノフェンやロキソプロフェンなどの痛み止めが入っていることもあります。これに気づかずに飲んでしまうと、悪化してしまうケースもありますので要注意です。この場合、どうやって風邪を治せば良いのかというかというと、それ以外の薬を選択すれば良いという結論になります。葛根湯や麻黄湯などを中心に使っていく場合も多く、早目はやめの対処が必要となるので、このタイプの喘息の方は注意するようにしましょう。

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喘息でも使える痛み止め

一般的に効果の重なる薬が併用してはいけないと言われています。副作用や効果が強く出てしまうためです。風邪の症状には咳や熱、ふしぶしの痛み、吐き気などがあり、これと喘息の薬はかぶっているかというとかぶっていません。一見咳止めと喘息の薬がかぶっていると思ってしまいがちですが、喘息の場合は気管支拡張剤です。パッケージに喘息にも使えるよとは書いていない限りは、効果がかぶることはないので安心して飲んで良いです。これらの成分を見比べるのは難しそうですが、喘息の文字すらみつからない風邪薬を探せば良いです。それでも心配なのであれば、市販のもので使用して良いのは漢方の類です。これらと通常のお薬などをうまく使い分けて処方する医者も居るくらいです。選ぶものとしては、先ほどの説明と同じく葛根湯や麻黄湯になります。個人的には麻黄湯を多目に飲むことで早めに改善することがありますが、これはしっかりとした使い方ではないため自己責任の下で試すようにしてください。ただ、市販であれば処方薬より濃度は下げられて販売しているので、多目に飲んだところで処方薬と変わりなかったりもします。

これはちょっと見極めが難しくなりますが、今はどのような風邪が流行っていてどのタイプの風邪になっているのかなどを把握できるようになれば喘息の方も安心して薬を選ぶことが出来ます。そういうのも、原因が違うのに違うものを使い続けていれば市販薬でも治りを遅くしてしまうこともあります。基本的に風邪の治療というのは対処療法でしかないので、今自分がどの症状がつらいかで市販薬を選んでいくと、風邪も軽快しやすいです。場合によっては、抗生物質をつかうことが必要な場合もあるため、数日ので改善投薬しない場合は病院に向かうようにしてください。また、発作まで出てしまったとなると風邪薬に頼っていては改善も遅くなってしまうので、やはり病院に向かって吸入するなどをするようにしましょう。その他、部屋をかなり温かくして厚着で毛布を被って寝るという方法もあります。特に眠気がきていればチャンスで、熱が出ている場合はこれを今すぐにでも実行すると熱が下がる可能性はとても大きいです。何気に薬に頼らなくてもこういう方法で解決することもあり、解熱鎮痛剤の使用はかえって治りを遅らせてしまうこともあります。休める環境にあるならば喘息の方はこのような手法をまずは試して見るようにしましょう。

ちょっと頭の回る方は、喘息より今は風邪が辛いということで風邪薬だけを飲んで治療しようと思う方も居るかもしれませんが、これはやめておくべきです。特に吸入を使うレベルの方であればリバウンドによる発作が起こる可能性があり、風邪も解決しない可能性もあるという二重の辛さを味わうことになります。この場合筆者ならば、とにかく喘息の薬だけは続けるようにして、先ほどの方法を試すか大人しく病院に向かうようにします。これで、大体のことは解決しています。繰り返しますが、発作が起こっている場合は手遅れになる可能性もなくはありません。そういうのも筆者が単なる風邪だと思って放置していて痛い目を見ることになりました。発作が出ているとすれば市販薬の風邪薬より、その発作で収まっているならばすぐにでも吸入などをしにいくようにしましょう。