喘息の薬の副作用で手の震えや太ることはあるか

喘息の薬を飲むと副作用で手が震えたり、太ることもあるようです。しかしながら、他の解説サイトではたまに間違った表現を見かけるので、喘息の薬の副作用についての誤解をとくために書くことにしました。まず、喘息のについては大きく分けて二つあり、気管支拡張剤、吸入ステロイドの2つになります。これらを使って治療は行われていくもので、薬によっては両方配合されているものもあります。それぞれの薬で手の震えか太るかになるので今回喘息の薬について勉強してみましょう。

 

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喘息の薬で手の震えの副作用があるのは気管支拡張剤

喘息のお薬の副作用手の震えがありますが、これらは共通して気管支拡張剤であることがほとんどです。メプチンやテープを使った貼り薬、テオドールなどに多く見られる傾向にあります。基本的にこれらは放置していて良いことはありません。これらの副作用が出た場合は即中止するべきです。なぜなのかというとこれを我慢して使い続けていると、手の震えどころか意識に障害をもたらしたり、てんかんのような発作を起したり、最悪の場合は脳の機能不全となってしまいます。

 

また、喘息が悪化することもあるため、気管支拡張剤で手が震えることがあるような副作用を体験した場合は特別な事情がない場合は他のお薬に切り替える必要があります。添付文章の類を見てもかなり低く副作用の割合が表示されていることがありますが、気管支拡張剤は古いものであるほど副作用の発生確率も高くなる傾向にあります。その他の種類のお薬に変えたり、色々な対処法があるのでもし、今我慢している喘息の方が万が一居るようでしたらしっかりと医者に伝えるようにしてください。また、この手のお薬を使用している場合は物によっては飲み合わせが悪いものがあります。

 

カフェインが含まれたお茶やコーヒー、メンタルに関するセントジョーンズワートというサプリメントについては特に一緒に飲むことで手の震えが出ることもあります。生活習慣でよくこれらのものを飲む方だったり、必要だったりする方も自分勝手な都合ではないので医師と治療方針など改めるようにしましょう。

 

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喘息の薬の副作用で太るのは吸入ステロイド

例えばこれらに該当するお薬はアドエアやフルティフォームが該当します。いわばこれらは吸入ステロイドを使っております。ステロイドと聞くとちょっとびっくりするかもしれませんが、呼吸器に対して使う目的のため用量も低く、副作用の出現確率は低いとされていますが、太るという副作用を体感しており、生活に支障が出ているならば控えるべきです。原因がアレルギーである場合はそれに対応しているものもあります。また、太ると感じている副作用が実は筋力の低下によって体が重く感じていたり、肝機能や腎機能が悪くなって結果的に体にむくみが生じしているという場合もあります。

 

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これらについては血液検査を行わなければどのような状態かは分かりません。気管支拡張剤を使用するのも1つの手です。選択肢は狭いですが、その他の薬理があるお薬でしっかりと喘息の治療をすることができるのでつらいと感じていたらまずは医師に相談すべきです。もし、却下されたならそれはなぜなのかと聞いて、不満であれば病院を変えることも可能です。そういうのも日本における治療というものは医師と患者の双方の合意の下で行われるのが基本的なものです。自分が納得して受けられる治療をあなたにも選ぶ権利があります。そうはいっても、これらの太る副作用のあるお薬はリバウンドといって急にやめると喘息発作が酷くなるケースもあります。また、原因が特定できていないため、太る副作用があると医師に伝えても製薬会社からの説明不足や知識不足により、伝わらない場合もあるようです。それもそのはずで、ムーンフェイスと言って満月のように顔がまん丸になるほど太る副作用だと認識しているケースもあります。

 

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喘息の薬のどちらの副作用にも悩む場合

吸入ステロイドも気管支拡張剤についてもどちらも副作用に悩む方も居るかもしれません。また、アレルギー反応のある薬も喘息に対して効かないという方も居るかもしれません。それではどのように治療していくのかと落ち込んでしまいそうですが、その他の方法としては漢方治療に頼ったり、食生活を徹底的に見直す方法があります。手の震えや太る副作用については本来の食事から摂取して改善するので副作用が出ることもありません。筆者は気管支拡張剤と食事制限で無事に改善することが出来ました。吸入ステロイドを真っ向から否定しているわけでもなく、これらをうまく使っていくのが現代の治療なのではないかなと個人的に感じております。栄養の面から喘息を改善するのは真面目にやってみれば難しいのですが、治療としては成功したので喘息の薬の副作用に悩んでいる方はこれらの導入を検討してみてはいかがでしょうか。

 

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