喘息患者の方ならば冬というシーズンはかなり辛いものになってくると思います。大人も子供も関わらずこのシーズンだけという方も多いです。一度発作が発生してしまうと夜ならば眠れなくなったりと散々な思いをしている方も多いはずです。さて、そんな冬に悪化する喘息の対策方法はあるのか、どのようなメカニズムで冬に喘息が発生しやすいのかなど今回を通して勉強してみましょう。
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喘息が冬だけや冬に増加するのはなぜか
冬という特性をまずは考えてみましょう。外は寒くなり、体も冷え、ストレスを感じやすくなります。また、周囲で起こるイベントとしては子供であればマラソンであったり、大人であれば仕事が忙しくなったりもします。これらの根本はストレスです。冬だけに発生しやすくなるというのもこれが原因です。また、冷えによって喘息発作が出てしまうのはご存知だと思います。冷えによって憂鬱になる方も多いので、これを対策することも必要です。何となくこういう疲れを感じている方はまずは、冬場のストレスをどのようにして対策していくかということを考えることが必要です。まずは、いつもより睡眠を多くとってみたり、体をなるべく温めるように努力してみましょう。喉元を冷やすと、冬の喘息は悪化してしまいやすいのでネックウォーマーやマフラーを使ってみることも考えてみましょう。これでひとまずの冬の喘息の対策は完了ですが、これだけではまだまだ甘いです。
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冬の喘息はどのようにして対策していくか
冬の喘息は先ほど述べたとおり、ストレスを溜め辛い生活をすることで、温めることが基本となります。しかしながら、それでも悪化してしまう方も多いと思います。シーズンを考えて病院の先生と相談して予防薬をしっかりと変えてもらったり強化してもらったりという必要もあります。シーズンさえ過ぎてしまえば薬の量を減らして調節といった感じで筆者はしのいでおりました。まず、冬に喘息が発生しており苦しいという時点で多くの場合予防薬が不十分であるケースがあります。現在ならばフルティフォームなどの気管支拡張剤+ステロイドが入ったものなど冬場にも対応できるものが医療現場でも発達してきているので、まだ知らない方は病院と相談しながら試してみるようにしましょう。そして、薬だけでは不安だとおっしゃる方は普段はなるべく冷たいものを飲むようにします。冬にこれは逆効果なのではないかと喘息の方ならば思ってしまいがちですが、人間の体は一定の状況を保とうするため温まりやすい体を作りながら、冬の喘息の対策をすることができます。十分に暖かい環境で試してください。既に喘息が発生している方は、コーヒーには気管支を拡張する成分が入っているのでそれをゆっくり飲みながらリラックスしてみましょう。
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冬の喘息に暖房はそこまで考えなくとも良い
冬になるとエアコンなどの類は部屋の空気をかき混ぜることによって喘息が悪化してしまっていると思ってしまいがちですが。それはさほど問題ではありません。大きな原因は先ほどのストレスです。ちなみに筆者も喘息ですが、冬はかなりエアコンをつかっています。もちろんほこりも空気中に飛び散っていますが、これらの原因をしっかりと対策することで、冬場の暖房は考えなくとも大丈夫です。休みに喘息の発作の頻度が減るといったような方は特にこのケースに当たります。しかしながら、病院では多くの場合これが原因で発生しているよと言われるので実際にそのような感じになって、ほこりが空気中にあることにストレスを感じて冬の暖房も使えるものが限られてきます。一度この考えは改めるようにしましょう。
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喘息で冬に運動はするべきかか個々の判断で
冬に運動をすると喘息が悪化してしまうというような固定概念もありますが、これは半分間違いです。なぜかというと、運動そのものが大好きな筆者は一部の運動では喘息が冬であっても誘発されることはありませんでした。しかしながら、マラソンなどとなると一気に筆者は喘息を誘発してしまいます。これらの考えは冒頭で述べたストレスとかなり関係があると感じております。このことからも、大好きであれば行い、好きではないし悪化するならば絶対にやめておくべきです。そもそもは、これらの耐性が無いので喘息が発生しやすくなったりもします。体質なのですぐに変えることも難しく、患者本人がじっくりと向き合う覚悟が必要です。
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