軽い場合の喘息の症状はどんなものかとお探しの方に今回は、筆者の体験談などを交えて紹介してみたいと思います。また、実際病院で軽い喘息ですねといわれてしまった場合どうすればいいのかということについて詳しく解説していきたいと思います。
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軽い喘息の症状はどんなものか?
基本的に喘息の軽い症状は、咳が出る、ほんの少しの息苦しさを感じる、糸状の痰が絡んでいる、くしゃみなどの症状があります。またこれらの症状が1週間を通して、1回あるかないかくらいのペースです。しかし、軽い症状と病院で言われたり、周りから言われたりして、何だそうなんだと落ち着いてはいけません。筆者も元は喘息患者の一人であり、最初こそ軽い喘息だと言われていました。何だそうなんだと思っていたところ、実は裏では軽い喘息から段々重いものに進行していくことになりました。
軽い喘息だといってあなどらないでください
さて、自分も先ほど軽い喘息だと病院ですら言われておりました。そこに安心といいますか、油断してしまうきっかけにもなりました。時間を重ねるにつれて、最初は咳程度の自覚症状で済んでいたものが、呼吸困難の症状が出てくるようになりました。そして、息を吐くとヒューという音が聞こえてきます。そして、夜も眠れないということが徐々に発生してくるようになりました。
今考えてみると、その病院は専門医ではないどころか、喘息に対して知識がない病院でもありました。ただ、そこでも医者の言うことだからと、そんなお話を聞いてホっとしていた自分が居ました。そこから、しばらく経ってみると、当時は学生の筆者に思いもよらないことが起こりました。学生の時というと、学校の授業で運動なども必修となっております。
また、冬ということも災いして、徐々に運動することが辛くなってきました。そのことを教師に相談しても、理解などが得られるわけも無く、発作が起こればそのときだけ吸入して、運動をすればいいと言われました。学生なのでこれ以上は大人に反発することはできないなと感じ、無理やりでも日常生活をこなしていました。しかし、そんな自分の体にもいずれ限界が来てしまいます。季節柄、体調を崩しやすい冬というシーズンに突入し、そのシーズンはマラソン大会などを行う学校も多くなってきます。筆者の通っていた学校もその例外ではなく、前述のようなことが理由でひたすら走らされることになりました。軽い喘息のはずが、段々悪化していくことになり、ついには風邪をひいてしまいました。喘息の患者ならご存知かと思いますが、このときに発作がかなり辛くなってきます。このタイミングで、病院で軽い喘息だと言われていても、吸入は貰っていたので、それを使って安静にしていれば治るだろうと思っていました。今回に限ってはそうもいかなかったようです。2回、3回と使用していっても症状は良くなる気配がありません。病院に苦しいながらも駆け込んで、点滴や吸入などもしてみましたが、発作は一向におさまりません。結果的に入院することになりました。
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軽い喘息かどうかは医者に分からないこともある
軽い喘息だと医者は言うこともありますが、本当に喘息に詳しい医者ならばその段階でもしっかりとした治療を始めます。筆者のように軽い喘息でも、重症化してしまうケースが多いからです。もし、軽い喘息の診断が下っても、あなた本人がとても苦しいならばまずは病院を変えてでもしっかりとした意見をもらい、お薬、治療方針などを立ててもらってください。自分でも軽いんだと思って、甘く見ていると筆者のように最終的に本気で苦しい思いをするようになります。
喘息は軽いうちにしっかりと薬を飲んでおきましょう
これは筆者からのアドバイスです。軽い喘息で済んでいるうちであれば、まだまだ治る見込みはあります。先ほどの文章を読んで怖いなと思うかもしれませんが、しっかりと投薬治療をすることで喘息は軽快していきます。ただ、この段階で治療や喘息そのものを甘く見て薬を飲んだり飲まなかったりで治療を甘く見て、悪化させるケースも実は多いのです。喘息そのものがまだまだ自覚症状としても軽いと思っていても、毎日薬の服用は欠かさずにしてください。また、吸入があるのならばここで我慢してはいけません。少しでも症状を感じるならば即吸入です。喘息をしっかりと治すには、まずは発作がほとんど起きない状況を作ることが大事です。
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喘息は軽い場合でも薬を飲めばいいというわけではない
さて、先ほどはお薬を飲むことが必要だよと書きましたが、それだけでは実は治療方針としてはなんとも微妙なものです。そういうのも、お薬というのは基本的に喘息の症状に対して、薬の力で抑え込んでいるだけだからです。根本を解決しているわけではありません。その根本というのは何かというと、実はあなたが17歳を超えているならばストレスが原因で喘息になっている可能性もあります。16歳以下ならば、大半がアレルギーが原因ですが、その年齢を超えてしまうと大半がストレスです。事実として、あなたも何らかのストレスに人よりは弱いはずです。そんなことから、この部分もしっかりと見て軽い喘息のうちに治療をしていくようにしてください。