喘息に温泉治療を試みようと思っている方、効果はあるのか、悪化するのかなどお考えだと思います。状況によって喘息の温泉治療が適する場合と適さない場合があります。一体それは何なのかといったことについて今回紹介してみたいと思います。まず、喘息の根本を考えてみるとアレルギーとストレスです。これをお読みのあなたもしくは、気にされている方はどのようなタイプの喘息でしょうか。それについて入るべき温泉というのは変わってきます。
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喘息に温泉が効果がある場合
喘息に温泉を考えている方は、アレルギー体質である方が前提です。なぜなのかというと、このような方はアレルゲンが特定できているため基本的に喘息で温泉に入っても悪化することもなく、ほどよく体を温めることが出来るので冷えが大敵の喘息にはむしろおすすめなくらいです。
また、1回程度入って喘息の温泉による治療を行ったつもりになるのではなく2〜3ヶ月ほど入り続ける習慣を作ることが必要です。なぜなのかというと、体質改善にはこれくらいの期間を要する上、漢方の医療レベルの治療も体質改善が目的となると大体それくらいの期間が目安になります。これは喘息にとって例外ではなく、温泉をセットで考えても同じことが言えます。
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数日程度入って効果があったというのは冷えがなくなったり、リラックス効果を示して緊張状態が解かれて結果的に喘息に効果があったと錯覚してしまうので要注意です。喘息に効果がある温泉のタイプとしては、実はどれも効果があります。
炭酸泉、食塩泉、硫酸塩泉、普通の温泉など様々なものがあります。言おうが入っているぬるぬるするような温泉は場合によって悪化することがあるので入浴は短時間に留めるようにしましょう。特に大分県や神奈川県などの有名どころの温泉には硫黄が入っていることも多いです。適切に入浴すれば、喘息に対してしっかりと効果を示すこともあります。
喘息に温泉でも悪化してしまう場合
これはストレスを抱えている方かつ、喘息の方が温泉に入ってしまうと悪化することもあります。喘息の方で頭痛を持っている方ならば確実に悪化します。筆者が実際そうだからです。温泉と言えばリラックスして体もポカポカしてゆっくり眠れるようになるということを考えると思います。
実際にリラックス効果を示すことがありますが、慢性的なストレスや頭痛を抱えている方は慢性的な冷えの状態にあり、一時的に温泉で温めても悪化してしまう可能性があります。まず、喘息で頭痛がある方は、血流の流れがリラックスによって良くなりすぎる為に起こります。治療レベルで考えても、温泉は控えるように専門医から言われるはずです。
慢性的なストレスかつ喘息の方で、温泉に入ることで悪化する理由は慢性的な冷えと書きましたが、冷えなら温泉はなおさら効果があるのではないのと思ってしまいがちです。人間は元の一定レベルに戻ろうというシステムがあるため、温泉に入ると一時的に温まりますが、入浴方法によっては体を後は冷やして体温を下げるという法工に持っていくためかえって体が冷えてしまうこともあります。
それによって喘息の原因のストレスが増加してしまったりというサイクルを知らず知らずのうちに繰り返している可能性があります。高校生以上の方でこれに当てはまる場合は、温泉に入るにしても入浴時間を短時間に留めておいたりすることも必要です。悪化のことばかり書きましたが、入り方によっては効果があります。それは、これまでの説明と逆の事を行えば良いです。
具体的に書いてみると、普通は温泉でポカポカと温まってお風呂を上がることが多いですが、水風呂で思いっきり体を冷やしてあげることでお風呂を終えます。さっとつかるだけでも最初は問題ありません。そうすると人間の体先ほどの説明のように元に戻ろうとする機能があるため、体を冷やすスイッチが入るのではなく温めるスイッチが入ります。頭痛があり、喘息の方はどちらにせよ、症状を共に悪化させる可能性があるのでなるべく控えるか、時間は短くするようにしておきましょう。
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結局喘息に温泉は効果があるのか
温泉は医療分野で着目されていることもありますが、効き目としては西洋医学のお薬のように効き目があるわけではないので喘息の方でこれらの知識が無い方は結局効果がなかったとかんじてしまう傾向にあります。まとめてみると、アレルギー体質の方でアレルゲンが特定できており、温泉に入ることで効果を少しでも示した方ならば効果はあると判断できます。ここまでの共通点として温泉も含めて温めることに着目すればなんとなく効果を示すということはわかったのではないだろうかと思います。もし、喘息の方で温泉の効果がなかったとしても体を温める方法はあります。それについては別の内容としてまとめるので、次回にご期待下さい。
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