喘息で死亡した例も!患者が死ぬ寸前になった話

喘息で死亡することはあるとどこかで見たことはあると思います。今回は実際に患者が死ぬ寸前になった話を書いてみたいと思います。その患者こそ、この文章を書いている筆者です。死亡例があるのは既にご存知かと思いますが、実際にどのように死ぬ寸前になったのかということを症状の進行と共にしっかりと解説してみたいと思います。単に怖がるというのではなく、患者の方が見ているのであればしっかりと治療をし、甘く見ないこと。喘息の方が本当に死ぬのかと疑っている方は、喘息を今回でもっと理解していただけたらと思います。

 

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喘息で死ぬ手前まで行った話

喘息で死ぬかもしれないという体験をしたのは、高校時代です。実際にこれは医者に死ぬかもしれないと言われた話です。普段発作をコントロールしつつ日常をこなしていましたが、風邪をきっかけに喘息の発作が辛くなってきたことを覚えております。いつもの発作だろうと思っており、吸入をしつつ横になって、周囲には発作を隠しつつ通学しておりました。そのときはハッキリと覚えており、喘息が悪化しやすい冬でした。このシーズンといえばマラソンをしないといけないシーズンです。その時の教師には何を伝えても喘息に対して理解を示さず、発作が起こった時に吸入してまた走れば良いだろうというような安易な考えから、マラソンを休むことは却下されました。また、診断書があれば良いのですが、運が悪かったのか医師は診断書をなぜか書きませんでした。さて、そんな追い詰められた状況で受験などのストレスも重なりながら、風邪も引きつつマラソンの練習を行うというような日々を送っていて、やっと休みがきました。朝、とても息苦しかったのを覚えております。ひたすら吸入をして我慢してしましたが、すぐに発作は復活する状況でどうにもならなかった覚えがあります。最終的に吸入が効くことはありませんでした。お昼手前にやっとの思いで病院に行こうと思い、周囲には迷惑をかけないようにしようと思い、ちょっと発作が辛いから病院に連れて行ってほしいと言いました。結果からいうと入院レベルだったようです。

 

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喘息で死ぬかもしれないと思った

本格的に死ぬかもしれないと思ったのは、救急病院に通う途中でした。息をしようにも全然息をすることも出来ず、口と鼻を手でふさがれてもなお若干隙間があったから助かったと言うくらいの苦しさです。病院について、いつもの吸入をしても全く治る気配はありません。先生が聞いてもまだまだ喘息の音は鳴っているということでさらに吸入をした覚えがあります。それでも効くはずはなく、注射をすることになりました。これを数本打っても効くことはありませんでした。すぐさま別の医師が来て、車椅子に乗せられて酸素マスクをつけられた覚えがあります。そこから入院が決定しました。なぜ、このようなことになるまで病院に来なかったのか、今の自分は死ぬかもしれない、そういう状況だよと言われました。実際に死ぬことなんてあるんかいと筆者はその当時知識が無いため聞き返しましたが、実に年間に数千人が死亡しているという例がある、今あなたがまさにそうなりかけてると後から説教をされた覚えがありました。それだけ喘息を甘く見ていると死ぬ確率は高いです。

 

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喘息で死亡するかもしれないときに体験したこと

喘息で死亡するかもしれないと思うときに体験して焦ったことを最後にまとめてみたいと思います。喘息の吸入や予防薬は、いくら使おうがここまで重症化してしまうと効きにくい状況になってしまいます。そうなってしまうと、酸素マスクと投薬は続けながら1週間程度は様子見になります。この間かなり苦しいです。死亡例についても入院の時に口酸っぱく言われた覚えがあります。また、この間いくらお腹が空こうが、発作のせいでご飯を食べることができません。それだけ苦しいというより、食べている途中で発作が出たり、息が上がったりしてしまいます。死亡寸前のレベルなので、これくらいになってしまっても仕方はないのかもしれません。

本当に喘息は死ぬかもしれないので気をつけよう

そもそもは、筆者が喘息を甘く見すぎていたことだったり、色々な不運が重なって死ぬかもしれないような思いをしました。もし、今喘息を甘く見ている方が居たり、喘息患者の方が甘く見ているのならば本気で言いたいことがあります、今その認識を改めてしっかりと治療をするようにしてください。また、思った以上に喘息の改善策はあるので普段から情報収集などをするようにしてください。入院となって健康のありがたさを改めて知るというようなことは筆者は喘息の方には体験して欲しくありません。もしくは、本当に死亡に至った場合は多くの方が悲しむと思います。 

 

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