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喘息が台風で起こる原因をお探しの方、実はこれは気圧が関係しております。しかし、そう言われてもとおっしゃる方も多いはずです。実際に台風について目に見えないレベルで何が起こっているのか、気圧の変動によって何が起こっているのかなど、事細かく解説していきたいと思います。筆者も喘息が台風で悪化することもありましたが、起こっていることは「何か」を突き止めているため、余程のことが無い限りは発作は現在は起こりにくい状況まで改善させております。

 

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喘息が台風で悪化する原因

台風と言う気象の変化を見てみると、まずは目に見えるもので雨です。しかながら、これによって湿気が増えることでむしろ喘息に対してはプラスなのではないかと安易に考えている方は要注意です。避けようの無いレベルですが、アスファルトなどが温まっていたりするとそこに雨が当たることで水は蒸発します。何らかの物質が含まれていることから、微量であれど喘息は悪化してしまいます。

 

まだまだ他にもあります、台風が発生すると気温の変化が起こります。体感として1〜2℃下がることもあれば、冬前の暖かい季節などに台風が来ると激しい気温の変化が起こります。人間は体温を一定に保っているため、これに耐えきれないと判断して喘息が起こることもあります。また、台風前になれば風がかなりふきますが、同時に花粉やほこりなどを撒き散らしていることになります。そのような普段と違った空気を吸い込むことで体はストレスを感じて、喘息発作を誘発することがあります。

喘息と気圧の関係はある?

喘息と気圧を台風のところで説明しなかったのは、台風でなくとも気圧は下がるからです。季節の変わり目、雨が降っているとき、冬などはすべて気圧が下がりやすい傾向にあります。これらの季節に喘息の方が発作に苦しむ頻度が増えます。なおかつ高校生以上の方からこの傾向が当てはまる確率が高くなります。気圧の低下によって実は、体に起こっていることは精神的なストレスになっていることがあります。

 

喘息とストレスは密接な関係があり、ストレスと気圧も密接な関係があります。夏に憂鬱になる人は少ないですが、秋や冬に憂鬱になるかその傾向が増えるのはやはり気圧が関係しているからです。年間を通して気圧のデータを入手してみたり、お手持ちのスマートフォンやパソコンなどを利用して動向を探ってみると一発で喘息と気圧は関係あるんだなとお分かりいただけると思います。しかし、気圧や台風と関係があっても人間がこれに対してどうやって対策していくかがこれからの問題です。

 

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もちろんお薬で気象が変わるわけでもなく気圧が上がるわけでもありません。気圧に強く喘息発作を出しにくい生活を作るにはまず食生活です。その中でも何を食べれば良いのかというと、マグネシウムが含まれている食品を摂取することです。あおさ、大豆、ひじき、アーモンドなどに含まれております。そもそもマグネシウムは喘息や気圧に対して何の効果があるのかという疑問もあるかと思います。それは台風などの気圧の低下によって起こった体のストレスをケアするのがマグネシウムです。サプリメントも良いですが、なるべく自然食から入手するのが一番です。医療的なちょっと難しいことを言ってしまうと、筋弛緩効果があります。筋肉が緩むことはリラックスを意味します。お風呂に入ったときや、マッサージの時がそうです。喘息の場合つねにそうであることが難しいため、マグネシウムに頑張ってもらうというわけです。

台風や気圧による喘息の悪化を防ぐに必要なこと

恐らく今回学んで頂いた内容で、ここまでお読みいただいた方はマグネシウムを含む食品を食べると思います。しかしながら、これは「3ヶ月」続けるようにしましょう。体質改善に必要な期間です。多くの場合、サプリメントなどの健康食品もその期間が示されていますが、今回の場合も同じです。食事のせいで体つきが変わるといったような現象もこれくらいの期間が目安になります。

 

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そして、その間はどうすれば良いのかというと今まで以上に真剣に喘息と向き合って、気圧差が大きい時や台風があるときは予防と吸入をしっかりと行ってなるべく気管支に影響を与えず、喘息発作をなるべく出さないということが重要です。一度発作を起すともちろん炎症を起し、その回復は薬によってうながされますが一時的に落ち着いただけで気管支の壁などは回復しているわけではありません。発作が出てしまうと気管支が回復するには数週間から数ヶ月はかかります。そうなると、普段の気圧や台風による喘息対策がどれだけ必要なことかとお分かり頂けたかと思います。

 

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