喘息の薬代が高いと悩んでいる方は喘息患者の中ではかなり多いです。喘息に悩んでいる方や、喘息の子供を育てる親御さん、薬は高いもので家計の財政を圧迫している状況です。そうした中で、知識を持たないとやはり薬代は安くなりません。事実として、今出ている喘息のお薬の数々はとても高いものばかりです。これからいくつかの方法で喘息にお悩みの方で経済負担を軽くする方法を喘息の筆者がお伝えしていきたいと思います。やりやすい方法を選んでいただければと思います。
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喘息の薬代が高い時は助成制度を使う
これは今や古いと思ってしまわれがちですが、東京都では平成27年18歳以上の方の認定は行っていないというだけで、それ以下のお子様などは認定できる可能性があります。主治医の診断書や住民票、保険証、胸部のフィルム(検査が必要だが、提出は不要)、なおかつ都内在住が1年以上であること、3歳未満は半年であることが条件となっております。なんだそれだけで、薬代は高いままかと他のお悩みの喘息患者の方もまだまだ方法はあるので諦めないで下さい。また、東京ではなくとも各都道府県が認定していることもあります。これはお住まいの都道府県によって違いますのでそれぞれのホームページを参考にしてみましょう。また、これだけでは見つけづらいと思うのでそれぞれの役所に電話をかけてそういった制度は存在しているかということを聞いてみると喘息をお持ちの方は薬代が助かる面もあります。
喘息で薬代が高くついた場合は高額医療費制度を使う
すでに色々な疾患をお持ちの方はご存知とは思いますが、高額医療費制度で喘息の高い薬代を取り戻すことが出来ます。このときに必要なのは過去にかかった薬代、窓口負担などの明細書をすべて持っておく必要があります。病院によっては再発行してくれるところもありますが、手数料はしっかりと取られます。また、この場合同じ世帯に入っている方は喘息以外でも薬代などが高くついたという場合はそれぞれを合算して請求することも可能です。また、これにも条件があり、1回あたりのレセプトで21,000円を超えた場合になります。合算する場合、実際70歳以下の方がお支払いする金額が3割負担の場合、6,300円を超えた場合に該当します。また、喘息は喘息でも入院でかかったベッド代、食事代などが戻ってくることはありません。1ヶ月ごとに申請することが可能で、今の自分が高額医療費制度に該当しているかを手っ取り早く知るためには病院の窓口に聞く方法もあります。ケースによっては持っている請求書が残っていれば過去数年分に遡って請求できたケースもあるので喘息の方は覚えておきましょう。所得によって、喘息などに使った薬代が戻ってくる金額は変わります。大雑把な計算ですが、所得によっても変わってきますが、年間を通して9万円近く使った場合で高い薬代などが自分の手元に返ってくることもあります。便利な制度ですが、複雑なので都道府県や健保教会などに効いてみましょう。これは年によっては大幅に変更されるケースもあるので、ここでも大雑把なことしか書けません。
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喘息での薬代の負担が重いなら薬を変更してもらう
患者と医師の双方の了解の下で始めて治療は成り立ちます。よって、あなたが薬について変更したいという申し出をすると医師も検討しなければなりません。今回の悩みは喘息で金銭的な負担が重いということから極めて全うな理由です。申し出てみてダメであり、医療費を請求されたならばそれは病院が法律を守っていないということにもなります。これを知らない医者も多いのが事実です。一番手っ取り早い方法は、病院を変えてこういう薬が処方されていたがあわなくて、さらに他県で貰ったこういう薬が効いたという説明つきで行ってみると病院もそれが妥当だと判断した場合はしっかりと安いものにしてくれて、薬代も高いものは請求されません。しかし、医者も医者でなぜそういった変更を行わないのかという疑問も出てくるかと思います。筆者は少なくともそう思います。軽くこちらの面も説明しておくと、医者と製薬会社というのは密接な関わりを持っており接待によって自分のところの薬を高くとも優先して使ってくださいという申し出に医者も「はいはい」と乗っているのが現状です。この病院では頑なに変更しないというのはこのような大人の事情が絡んでおります。それに喘息の方が付き合う必要もなく、薬は高いままなので、薬代を節約したい場合で変えてくれないというのであれば病院を変更しましょう。また、喘息の症状によっては薬代をフルティフォームの最大量でも2,000円と窓口負担+調剤手数料を少し程度で済ませることも可能です(結果的に3000円ちょっとでおつりが来る程度)。意外と喘息の薬代というのは安くなってきております。
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場合によって喘息で薬を安くするのは個人で可能
これは知識がある方限定なので、詳しくはお話しませんが、個人で手に入れる方法もあります。どういった成分がどのように効いていてどのような副作用があってということやPmdaなどを参考にして、併用禁忌などをしっかりと調べられる方であれば多分そのような手法は行っているだろうと個人的に感じております。あえてここで書かないのは決してお読みの方をないがしろにしているのではなく、健康面を考えてのことです。個人個人の体調も分からなく安易に責任の無い説明を喘息患者の方にすることも難しいです。今の価格で考えてみると、気管支拡張剤程度で済んでいるのであれば1ヶ月あたり1200円くらいに治療費を抑えることも可能です。高額医療費や助成制度を使ってもこの金額はありえません。喘息の薬代が高いと感じているのであれば、自己責任という範囲内で十分にリスクなどお調べいただいた上で行って下さい。
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