喘息の発作が風呂上りにおきるのはなぜか

喘息の方で風呂上りに発作が起きている方はいないでしょうか。もしくはお風呂の時に発作が起こるというケースもあります。そういう場合どのように対処した方がいいのか、そもそも風呂で喘息の発作が起きる原因などを今回説明してみたいとおもいます。それぞれのケースで違うこともあるので風呂に入っている最中、風呂上りなどケース別に発作が起こる原因や対処法などを詳しく紹介していきます。色々な発作の発生条件があるので、最も自分に当てはまるケースだというものを参考にして下さい。

 

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喘息の発作が風呂上りに起きるケース

結構多い例として、喘息の発作が風呂上りに起きるケースです。お風呂の中と外では当然温度が違います。喘息発作は3度気温が下がると起きることがあるため、この場合はなるべくお風呂に入るとしてもぬるめのもので済ませたり、シャワーで済ませたりということが大切です。また、喘息の発作が風呂上りに出る原因としては、お風呂に入る数日以内に発作が起きていたかどうかにも関わってきます。喘息発作というのは気管支の炎症によって起こっているというのはすでにご存知かとおもわれます。お風呂に入ることで炎症反応は促進される為に、体にとって熱いお湯を浴びたとなれば血流が良くなりすぎる為に当然炎症反応が起こって喘息の発作が誘発されるということもありますので、注意してください。これに当てはまっていない場合はそもそも体が冷えやすい体質であり、お風呂によって正常に戻ったときに体が異常だと感知して喘息の発作が誘発されることもあります。長期的に体を温かく保つことが大事です。また、お風呂に入るということは温まる場合が多いですが、それは体のリラックスを示しております。風呂を上がるということは、再び体にストレスを与えていることになり、温度差もこれまた気づかないうちのストレスとなってしまう場合があります。

 

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喘息がお風呂の最中に起きる場合

喘息でもお風呂の最中に起きるというケースもあります。基本的にお風呂の湿気は喘息に良いとされていますが、今回は実はその湿気が原因です。普段からお風呂を清潔に保っているでしょうか。カビなどはしっかりと対処しているでしょうか。しっかりと出来ていない場合はあらゆるところについた水分が湿気として蒸発します。それらを吸い込んだ場合、喘息になるということがあります。これがお風呂に入って喘息が起きる原因です。このような場合どうすれば良いのかというとお風呂のカビをまずはどうにかすべきです。普通に洗うのはもちろんのこと、漂白剤などで綺麗にカビごと除去する必要があります。自宅のお風呂もしくは温泉のお風呂は大丈夫なのにどちらかで喘息が起こるといった場合はこのようなことが原因になります。そもそもの意味で、湿気そのものが原因で喘息が誘発されることもあります。部屋を加湿した瞬間喘息の発作が誘発されたというケースもあります。そもそも風呂があまり好きではないという方によく発作が発生するケースがあるので気をつけるようにしましょう。

 

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喘息の発作の時に風呂は入ってはいけない

喘息の発作が起きているときはなるべく安静が基本です。大発作になれば、体が自然と休みを求めて全身で息をして動かないことを徹底するのと似たようなものです。お風呂に入ること自体それなりに体力も消費することになるので、発作の時は特別な事情が無い限りは入らないようにしましょう。もし、お風呂で改善するというようなケースであれば入るべきだとおもいますが、入るかどうかと悩んでいる時点ではなるべく入浴は控えておくという考えが限りなく正解に近い状態です。

結局お風呂は喘息にとって良いのか悪いのか

ここまで読んでみて喘息の方はお風呂に入って良いのか悪いのかという判断になってしまうとおもいます。結論を書いてみると、お風呂に入って悪化するならば悪化しない範囲でということです。そういうのも、喘息の原因というのは様々なことが原因で症状が出ます。お風呂で改善することもあれば、お風呂で悪化することもあるのが喘息です。悪化してしまう場合は基本的にはシャワーなどでぬるめに設定してなるべく湿気がこもらないように窓も開放してというのが基本的な対処法です。また、体調の関係でお風呂の清潔が並以上に保ちづらいという場合もやはり喘息にとって良くないのでやめておくべきです。また、根本的な喘息の原因がストレスが溜まった時であると言う時に限定するならばお風呂に入って良いということもあります。ただしこの場合は熱すぎると発作が風呂上りに誘発されるため、ぬるめのお風呂にゆったりとを基本に入ってみるとリラックスし、喘息が落ち着く傾向にあります。

 

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