子供の喘息の原因について

かなりの勢いで増えてきている子供の喘息。一度発作が出れば親御さんからすればかなりの冷や汗をかくかもしれません。ヒューヒューと音が苦しそうだったりします。筆者も子供の頃は実は喘息で、大人になった今も発生することがあります。うまく原因と付き合っていくことで解決することもありますのでまずは、子供は何が原因で喘息を誘発したり発作に苦しむのかといったことを理解しましょう。今までの知識では実は足りないことも多々あります。

よく、家の掃除をしっかりしたりほこりを寄せ付けない環境が必要であると病院に説明された方も多いかもしれません。子供がそれに対して喘息を起す原因の1つではありますが実はさほどの問題でもありません。なぜそう言えるのかといったことですが、まずは筆者が家の中を掃除してかなり衛生面も保ってほこりを完全にシャットアウトする勢いで掃除してみましたがこれは原因の除去として効果はかなり薄かったです。それどころか、掃除中の運動によって喘息を引き起こす原因になってしまいかねません。それでは実際にどのようなことが原因なのか次で書いてみます。

よく喘息の原因はストレスであるということを聞いたことがあると思います。子供も生きている以上それなりのストレスを受けている可能性があります。例えば学校でうまくいっているか、体育での運動でストレスになっていないかなどをしっかりと原因を突き止める必要があります。実際に筆者は、マラソンのシーズンになると得意ではなかったため、これが原因で喘息の発作を起していました。これもいわばストレスの１つです。

■あわせて読みたい！
子供の喘息の原因、予防や治療はどうすべき？

しかしながら、それ以外の運動種目になると実は大好きなものもあったのでストレスを受けることなく楽しむこともできていました。そして、喘息発作も誘発されていませんでした。本当にそれは子供が参加したいものであるのかといったことを予め親御さんであれば聞いておきましょう。そして、マラソン大会はストレスであると言うならば迷わず休ませてあげましょう。また、家庭環境でも少し注意が必要です。例えば子供の成長に期待するあまり厳しくなりすぎたり、過保護になったりということもあります。これは親御さんがしっかりと子供のためを思ってのことですが、実はこれがストレスになっていて子供の喘息の原因を作っていることになります。せっかくここまで調べて頂いたので、このあたりも原因の１つとして頭の片隅には置いてください。

例えば時期によっては喘息とマイコプラズマなどが重なってしまうと喘息の誘発はまずは逃れることが出来ません。単なる風邪であっても咳をしてしまいますが、それがさらに喘息の原因となってしまう場合があります。単なる風邪と思って子供が喘息の場合は甘く見ずにしっかりと体調を見守って、必要に応じて病院に連れて行きましょう。

ペットと子供の喘息を挙げて信じきっている場合は少し注意です。ペットそのものが子供の喘息を誘発しているわけではありません。しっかりとペットのケアを行ってあげる必要もありますが、ペットは癒しにもなります。子供がペットと一緒に仲良く暮らせているのは大半であり、人生の良き友にもなります。喘息の原因は子供の場合、アレルゲンなどが主なものですが、ペットが大きな原因となることはほとんどありません。検査結果がペットであると書かれていましたが、常にそれが正解であるとは限りません。ちなみに筆者は喘息であることは既に伝わっていたかと思いますが、ペットそのものが原因で喘息が誘発されているわけではないと知ったのは発作がひどい時期であるにも関わらずペットを迎え入れても酷くなることはありませんでした。

既にこれまでの説明で原因については見直せたかと思いますが、治療について見直せたかどうかは定かではありません。もし、1週間に発作が3回異常起こっているならばそれは治療がしっかりと行えていないことになります。喘息の発作が原因で咳をしてしまって、結局気管支は炎症をおこしたままということがあります。そうなってしまわないように、予防薬などを飲む必要があります。場合によっては、病院が処方してくれたものであっても予防でききれていない可能性があります。医者としっかり相談することも必要です。もし、これでお医者さんが不快感を示すようであれば病院の変更をしましょう。患者とドクターの双方の意思決定による治療というのは医療現場における基本であり、法で定められています。