咳がでないのに喘息と診断された!?

喘息では咳がでないということがあるかということについて紹介していきます。また、病院でそのように診断されてしまった方もなぜなのかということについて、喘息の誤解をなくすためにも紹介していきたいと思います。実はこのような咳がでないタイプの喘息になっている方は、全体の患者の50%と意外と多い数字です。それでは、咳のでないタイプの喘息について、そもそもの喘息の症状と共に詳しく解説してみたいと思います。多くの場合、患者の方が喘息について誤解しているケースがほとんどです。

 

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咳のでない喘息について知ろう

咳のでない喘息についてまず知っておきたいのは、喘息のそもそもの症状です。息苦しいということがあったり、呼吸の時にヒューヒューという音が鳴ったりすることがあります。また、知らない間に体から酸素が不足している状態であくびが出てしまったり、大きく息を吸って吐く時に普通にこなせなかったり、一見鼻炎などにみられる症状が出ることがあります。これらのどれかに当てはまったり、多く当てはまってしまった場合は咳がでない状態であれど、喘息と診断されることが多いです。また、これらとは区別するかのような言葉があるように、咳喘息というものもあります。この咳という一文字で何だか区別されているのは何となくお分かりいただけたかと思います。咳がでないから喘息ではないというのは安易な判断であり、実はこのタイプの喘息が悪化すると厄介なケースもあります。事実として筆者が咳のでない喘息だったので詳しく改善まで解説することが出来ます。そんなこんなで、もう少し咳のでない喘息について詳しく知ってみましょう。

咳のでない喘息の辛いところ

咳のでない喘息では重症度がそれぞれありますが、特に症状が進行してしまうと息を吸うのが一番辛いことがあります。吐く時は、そうでもありません。さらに、これを見落としたままで症状が進行してしまうと、さらにご飯を食べているだけで息切れしてしまったり、次第にゼーゼーというような音が聞こえてくるようになったり、そもそもは吸入器でコントロールできていたはずの発作が、いくら使っても呼吸器の改善が見られないというようなことがあります。咳はこの間、痰の排出などが必要なため、意識的に行う患者は居ますが、咳のでない喘息は最終的にこうなってしまうことがあるため、予防していく生活が必要になります。ここまでは怖いことを書いてしまいましたが、咳のでない喘息について、患者の方がそれほど苦しいと感じていないならば短期の治療で終わる可能性もあります。もし、苦しいと感じていないならば、今のうちがチャンスだと思って治療するようにしてください。

 

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咳のでない喘息の治療はどのように行われるか

このタイプの喘息は基本的に気管支拡張剤、これに加えて吸入ステロイドを使って治療することがあります。気管支拡張剤のみで済むのであれば、比較的、咳のでない喘息でも軽症であることが多いです。筆者も実はこのタイプの喘息であり、咳のでない喘息を改善するには結構な時間を要しました。そういうより、甘く見すぎていたため、重症化してやっと気づいたことばかりです。咳のでない喘息だからといって苦しくないわけではありません。軽症のうちであれば、これは早く治るケースがほとんどです。治らないと一般的に言われていますが、薬だけで治療することは可能です。軽快した方で、普段は運動しても喘息発作と無縁の方は、吸入を1つお守りに持っておいて何気ない日常を過ごせるまで回復している方もいます。

 

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咳がでないのに喘息と診断されて不満な場合

今回は咳がでないのに喘息と診断されて不満だということもあります。そういう場合は呼吸器科などより詳しいクリニックなどに向かってみましょう。また、地元で喘息の治療を得意としている科は、実はいくつかあります。周囲の方に聞けるならば、咳のでない喘息の方でもそのようなクリニックに行ってみることもおすすめです。筆者も、呼吸器科ではないなんてことない内科で治療を行っておりましたが、地元ではかなり評判のところだったようです。また、今回咳がでないのに喘息だと診断されて不満だった場合は、他の病院を選ぶ権利はあなたにもあります。病院と患者の双方の合意の下治療を行う必要があるというは法律でもしっかりと定められており、これを医者はしっかりと守る必要があります。よって、今の咳がでないのに喘息診断された結果に不満があった場合は患者の方がいくらでも自分の好きな病院を選ぶ権利はしっかりとあります。もし、今の診断に不満があれば他の病院を探すことも視野に入れてみましょう。

 

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