高校生の喘息の原因や症状

高校生になって喘息が再発したというのは実はありがちなパターンです。筆者もこのあたりに実は再発しました。しかも最近は小児喘息という比較的軽症の段階で落ち着いていたものの、高校生になったらそのときより苦しさがパワーアップしているということもあります。高校生という年齢では度の判断基準で喘息を見ればいいのかということが分からないと思います。それについて今回は紹介してみたいと思います。また、原因についてもしっかりとあるので高校生の方は勉強してみてください。

 

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高校生の喘息の症状は大人と同じ

このサイトでもチラッと書きましたが高校生になれば心身ともに発達してきており、大人とさほど変わらない症状が出ることになります。胸が圧迫されるような感じや、喘息のゼーゼーというような呼吸音や息を吐き出すと共にヒューと音がしたり、鼻水が出たり、運動によって症状が重くなったりと様々な症状があります。恐らく高校生であればこの段階まできていることも多いのではないでしょうか。治療についてですが、高校生ともなれば症状は重いケースがほとんどです。子供の時のように気管支拡張剤で解決するような治療ではなく、吸入なども頻繁に使いながらの治療になります。そうやって症状を抑えつつ気管支の炎症を止めて発作の出ない生活を実現させるのが第一目標です。しかし、なぜ高校生になって喘息が再発したのかと疑問に思っているかもしれません。喘息になったにもそれなりの原因があります。また、これから書くことは恐らく多くの高校生が体験していることなのでそれらとどううまく付き合っていくかを高校生の喘息の方は考えてみましょう。

 

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高校生の喘息は受験や家庭環境が原因の場合も

まさかと思っている方も多いと思います。しかしながら、高校生になればこれは事実です。恐らく多くの高校生はこれまでに受験というものを体験してきたかもしれません。もしくは、就職活動や大学受験のために心に余裕がない生活を送っているかもしれません。実は、これらに対するプレッシャーが重過ぎるために高校生の喘息というのは増えてきております。特に最終的な活動はやはり就職となるために家族の期待もかなりのものになってきます。

 

学校も中学生の時に比べて厳しいものであったりする場合もあります。そういった複雑な要因が絡み合って高校生の喘息の原因となることもあります。そういったプレッシャーはないのだけどと思った方は、高校生になるにはやはり中学生の時の受験というものが必要です。勉強も人一倍頑張ってきたことだろうと思います。そういった環境で暮らしていて、いきなり少しは自由な環境になって体がびっくりしている場合もあります。環境の変化に弱い方で高校生になったら喘息ということもよくあります。これは本人が甘えているのでもなんでもなく、元々このような事象に弱い体質でもあります。

 

訓練などでどうにでもなるものでもないので、これらのプレッシャーやこれまで頑張ってきた心身を少しは休めてあげる必要があります。高校生になって喘息が発症するまでとなるとかなり頑張っていると筆者は思います。高校生の方は少しは体を休めてあげる努力をこれからするべきです。しかし、これまで親や義務教育の保護下にあったので、どうやってするのかも分からない場合が多いとおもいます。まずは、真面目であることをやめるというのも1つの方法です。これが何より後に大切ということに気づくとおもいます。

 

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他には、生活習慣によってなることもあります。食べ物は給食から自宅の弁当やこれまでより好きなものを食べることができる環境下にあります。それが高校生のちょっとうれしいところでもあり、食欲旺盛な時期にもなりますが、これが場合によっては喘息の原因となってしまうこともあります。高校生にもなって好きなものを食べてはいけないというのではなく、食べ物の栄養のバランスなどを考えながら好きなものを食べ、健康食に該当するものを選ぶようにしましょう。これだけでも、高校生の喘息の原因の1つは取り除くことが可能です。場合によっては、お薬の治療より効果を示すこともあります。

 

また、高校になれば熱血体育教師みたいなものも増えてきます。専門性が高まるのでよくある話ではありますが、こういったタイプの方が苦手な方も喘息患者に多いのは事実です。もし、今後運動について何らかの強要をされたら診断書を提出して、自分の今は正当性があって行っていることだということを伝えてあげましょう。そいうのも、筆者が高校生の時に体験した入院エピソードがあります。

高校生の喘息は入院することもある

先ほどの続きですが、高校生までの症状となると、入院してしまうこともあります。筆者が高校生の時にマラソンは喘息の症状の関係からも休みたいと申し出ました。もちろん本人の自己申告なので却下されました。不満ならば学校の指定する病院に向かってくれとのことで、専門外の脳外科につれていかれましたが診断できるはずもなく薬で今現在症状が落ち着いているならばしっかりとマラソンに参加しなさいと医者に怒られたことがあります。結果的に練習などにも参加しながら頑張りましたが、風邪などで体調を崩すと同時に喘息は急激に悪化しました。吸入をしても薬が効かなかったので病院に行って点滴をしてもダメでした。ストレッチャーに乗せられてそのまま病室まで搬送され、酸素マスクをつけた入院生活をするまでになりました。それくらい高校生の喘息症状というのは甘く見るべきではありません。もし、医者が正当な診断をしてくれないのであれば病院を改めてしっかりと診断書だけでも書いてもらうべきです。

 

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