喘息というものは辛いものです。しかし、いくら周りに説明してもわかってもらえないということがあると思います。これから少し厳しいことも書くかもしれませんが、わかってもらえないなりの対処法というものはあります。まず、よく聞く言葉は「私も喘息だったけど〜」というようなありがちなことや「喘息の人を見たけど」というような見ただけの判断で医者でもないのに名医かのように喘息患者の症状までも診断してドヤ顔をする人です。現にそういう方に悩んでいたり、心無い言葉をかけられたりというのは喘息患者には少なくないようです。
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喘息がわかってもらえないなら環境を変えよう
これは難しい場合もありますが、喘息がわかってもらえないし自分がどのように努力しても伝わらない場合は思い切って環境を変えることも必要です。筆者も前述のようなパターンの心無い言葉を浴びせられたことがあります。もっと酷いことを言われたこともあります。あの徒然草を書いた方も病気を知らない人は友達としても扱うべきではないというような文章までも書いてあります。喘息の方は知らず知らずのうちに対人関係で悩んでいることもあると思います。そういった状況は喘息に対してもよくない状況なのでわかってもらえないならそのような方たちと離れるというのがベストです。また、結構そのような方たちは自信がありげに言うので喘息の方としてはわかってもらえないどころか、自分が甘えているのではないのかと錯覚してしまうこともあります。普段の症状が落ち着いている状態でも、気管支は炎症を起しております。そのような環境下で普段から頑張っていないとは言えません。何かの拍子に発作が起こってしまい、下手すると命を失うかもしれないリスクと常に戦っております。わかってもらえない相手はそういうつもりはないかもしれませんが、場合によっては人の命を粗末にしているというようなことを平気で行っております。
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なぜ喘息はわかってもらえないのか
よく心無い言葉を浴びせる方の特徴として、喘息を患っていた過去を話してくれることがあります。それは過去の話です。喘息は基本的に年齢を重ねるごとに症状は段々と重くなっていきます。高校生にもなれば常に入院とのリスクと隣り合わせな喘息患者の割合が劇的に増えることもあります。基本的に小児喘息のうちに運よく改善したケースでは本人も軽症と思いがちで、わかってもらえないような状況が浅い体験によって構築されてしまいます。恐らくその方も善意で言っているとは思いますが年齢を重ねるごとに症状が重くなっていく傾向を考えることもできないし、体感も出来ないという範囲ですが、相手は医者ではないのでなるべく無視するようにしましょう。それでお読みのあなたに対して喘息の症状が悪化したとしても責任をとってくれるわけではありません。また、本当に苦しんでいる方ならばお住まいの都道府県によっては国からの補助が出るくらい喘息というのは苦しいものです。そういった事実があるということは勉強不足の方たちにとっては一生知ることもないかもしれません。
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医者に喘息をわかってもらえないケース
これも実は筆者は体験済みです。学生の頃、診断をするということで専門外の病院に連れて行かれました。今喘息の症状が出ていないならば大丈夫だろうという限定的なことで無理矢理スポーツに参加させられたことがあります。結果的に入院するまで悪化することになりました。悲しい事ながら、医者にもプライドがあるので専門の病院にわからないなら紹介するという方法がありながらもプライドだけを優先してまともに診断しないケースもあります。入院や治療を得意とする医師にこれまでのわかってもらえないケースを1つずつ話してみると「そんな医者が居るのが驚きだ」とカルテを見ながらひたすら驚いていたのです。もし、そのようなことでもお悩みならばすぐにでも病院を変えてわかってもらえないからわかってもらえる病院に行くようにしてください。病院はしっかりしているようでしっかりしていないところもあります。
わかってもらえない人と居るのは本当に良くない
喘息が分からない方も居るので仕方ないことではあります。そのような場合はどのような症状が出るのと聞いてくれて、理解してくれるケースもありますが、大半は甘えであるなどの答えを示すことがあります。そういう場合は、喘息患者本人にかなり心の負担を与えることになります。実はこれは、喘息の症状の悪化させてしまう引き金になっていたり、実際にそれが原因で悪化したりもします。わかってもらえないような人に嫌な言葉を浴びせられて、さらに症状までも悪化してしまうと考えるとちょっとはその人たちと離れても良いかなと思います。生涯一緒のパートナーではない限りはいくら家族であってもしっかりと距離を置いて行動するべきです。こういった行動1つでも喘息と言うのは改善に向かいます。また、先ほど書いたようなことの繰り返しになりますがこういう状況を我慢していると筆者のように結果的に入院してしまうことになります。そういった方たちが自分の発言に責任を持てる能力があるわけでもありません。むしろ言ってやったくらいの気分で居ることだと思います。筆者の経験上なので何とも言い辛いですが、わかってもらえないならば本当に離れるべきです。
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